今回の大会に臨むにあたって
一つの懸案事項があった。

体の様子がおかしい。

視界に入るものの全てに対して
残虐の限りを尽くそうという衝動に駆られる。
なんとか自制の念が勝って平和は保たれているものの
何時その均衡が崩れるかと思うと
安穏とはしていられないのが実状である。

だが私は気付いてしまったのだ。
自分の心の中に燻る、この抑え切れない嗜虐心こそが
嘘偽りのない本性なのだと。
ならば本能の赴くままにみなごろしを全うすることで
愉悦に浸ろうではないか。

大会後のトップボーイは
死屍累々たるありさまへと変わり果てていることだろう。


「NO RUG」
メイン(60)
クリーチャー(14)
4 《貴族の教主/Noble Hierarch》
4 《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
1 《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
3 《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
1 《三角エイの捕食者/Trygon Predator》
1 《大祖始/Progenitus》

インスタント(18)
4 《渦まく知識/Brainstorm》
3 《精神的つまづき/Mental Misstep》
3 《目くらまし/Daze》
4 《Force of Will》
4 《稲妻/Lightning Bolt》

ソーサリー(9)
2 《思案/Ponder》
3 《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》
4 《自然の秩序/Natural Order》

土地(19)
1 《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》
4 《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
4 《霧深い雨林/Misty Rainforest》
1 《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
3 《Tropical Island》
3 《Volcanic Island》
1 《Taiga》
1 《島/Island》
1 《森/Forest》

サイド(15)
2 《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
2 《呪文貫き/Spell Pierce》
4 《紅蓮破/Pyroblast》
2 《古えの遺恨/Ancient Grudge》
2 《クローサの掌握/Krosan Grip》
2 《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
1 《山/Mountain》


1回戦 バーン
1本目 後攻 こちら1マリ
相手《溶岩の撃ち込み/Lava Spike》スタート。
こちらは《貴族の教主/Noble Hierarch》から
タルモ、タルモと展開して攻め立てる。
だが《地獄火花の精霊/Hellspark Elemental》がつらい。
相手ライフ4、ハンド1、こちらライフ6でターンを返す。
Mステ握っているから、なんとかなるかと思ったが
《発展の代価/Price of Progress》と
《火炎破/Fireblast》が飛んで来て負け。

2本目
相手初動の《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》を
《稲妻/Lightning Bolt》で処理。
そしてタルモで殴りかかる。
《自然の秩序/Natural Order》を抱えていたが
ドロー大祖始によりプラン崩壊。
仕方なくオーダーでタルモを追加。
相手は土地が1枚で止まっていたので
そのままタルモでビートして勝ち。

3本目
1ターン目の溶岩使いをMステで弾く。
だが次のターン溶岩使いおかわり。
しかし相手の方がまたもや土地事故を起こしていたので
早々にオーダー大祖始を決めて勝ち。

×○○


2回戦 ANT
1本目 後攻
MステとFoWありのハンドをキープ。
相手の初動《思考囲い/Thoughtseize》をMステ。
しかし次ターンに《強迫/Duress》を撃たれて
FoWを落とされる。
《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》で
相手ハンドを確認すると
《暗黒の儀式/Dark Ritual》
《水蓮の花びら/Lotus Petal》×2
《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》
だったのでそのままに。
と思っていたら次のターンに《むかつき/Ad Nauseam》撃たれて焦る。
相手が残りライフ3まで捲ったので
運良く持っていた《稲妻/Lightning Bolt》により
なんとか勝ち。

2本目
Mステ、ピアス、FoWありのハンドをキープ。
強迫をMステで弾きつつ
教主2体とタルモを展開して殴る。
相手のヴェンディリオンをFoWして
そのまま賛美されたタルモで殴って勝ち。
対ANTとしては、ほぼ完璧な初手だったので
かなり運が良かった。

○○


3回戦 ナヤバーン 無界さん
1本目 後攻 相手1マリ
相手の初動は《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx》。
稲妻で除去ろうとするとMステでガードされる。
そしてタルモをクロックとして追加。
こちらは緑頂点から教主を持ってきて
オーダー大祖始の準備をすすめる。
無事に教主が生き残ったまま4マナまで到達したので
大祖始降臨。
ブロッカーを並べつつ殴って勝ち。

2本目
相手ナカティルに対して、こちらタルモという立ち上がり。
溶岩使いはヤバいのでMステで対処。
タルモはパスられてしまうが、すぐさま2体目をプレイ。
しかし相手は全力で《火炎破/Fireblast》をタルモに
合わせてくる。
取り敢えず対応してブレストをプレイ。
無界さん、こちらの滲み出る殺意のオーラに気圧されて
Mステを撃つのを忘れる。
ブレストでのドローはFoW、FoW、稲妻。引きが強い。
FoWを火炎破に、稲妻をナカティルに撃つ。
稲妻はMステされるが、タルモが守られたので
次ターンにオーダーから大祖始が降臨して勝ち。

○○


4回戦 石鍛冶フェアリー リア充mille
1本目 先攻 こちら3マリ
ブレストにMステ、タルモにソープロ、土地に不毛。
石鍛冶から殴打頭蓋を呼ばれて投了。

2本目
相手が土地2枚で止まっている隙に
賛美タルモで攻める。
紅蓮破で適宜妨害しつつ殴り続けて勝ち。

3本目
初手に東屋。何故お前はいつも直接ハンドに来るんだ。
教主1号はMステ、2号は東屋もろとも《審判の日/Day of Judgment》の
餌食に。
溶岩使いはソープロされてしまい後続が無くなる。
さらには土地が詰まっているところに不毛を喰らって青マナ枯渇。
相手はジェイスをプレイして悠々とブレストモード。
なんとか稲妻を引いてジェイスを墜とそうとするも
ピアスで弾かれて手詰まり。
その後はヴェンディに殴られて負け。

×○×


3-1で2位。
みなごろしを完遂しての優勝は確実かと思われたが
安寧を願う平和の神が恐れをなして
あろうことかリア充に味方をしたらしい。
私に対しても心の浄化作用を働きかけてきたが
そんなものは《邪悪なる力/Unholy Strength》でかき消してやった。
まあいい。今回の結果がもたらすのは
私の恐怖政治による支配が始まるまでの時間稼ぎ程度が関の山だ。
せいぜい残り少ない静謐なる時を噛み締めるがいい。

コメント

DXY!
DXY!
2011年6月27日18:47

ホラ、ウチノ君。病室から抜けだしちゃダメでしょう?

ていおう
2011年6月27日19:29

病院など私が収まる器ではない。

あいにく厨二病はそこらの病院なんかでは治せません。

えばん@CAG
2011年6月27日20:16

ウチノ君色んな意味で腕上げすぎでしょwwww

ていおう
2011年6月27日21:00

えばん君から絶妙なアシストが来たからねw
自分でも馬鹿なこと書いたとは思うw

ミッシェル
2011年6月28日0:06

面白いわw

ugrNOはなんだかんだでつえーなー

ていおう
2011年6月28日1:48

使う前の印象よりも、はるかに強かったわー。
このカラーリング好きだし、デッキ自体も気に入ってるから
今後も使うと思う。

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